もちろんそんな場所に打ち込まなければいいだけの話だが、リンクスコース特有の強風に硬い地面と、一筋縄ではいかないので全英の舞台。「ぜんぶですね(笑)」と、カギを握るポイントはショットもパットも、とにかくすべて。持てる技と知識、勘、運と何から何まで総動員して、ようやく攻略できるというのが実感だ。
最終ホールとなった18番では、ホールを横切る有名なスウィルカン・ブリッジでローズと記念撮影。そしてそのあとは一人で大好きな新日本プロレスの内藤哲也の決めポーズを披露した。左手で左目を見開かせ、右手を天にかかげるポーズで、18番の名所を独り占めした。
急成長を遂げているシーズン半ばで迎えた全英オープン。内藤ばりの派手なポーズで聖地でも主役を張り、存在感を示したい。(文・高桑均)