先週、2022年のスケジュールが発表されたグレッグ・ノーマン（オーストラリア）が率いる新リーグ「リブ・ゴルフ・インビテーショナルシリーズ」。

モナハン会長は怒り心頭？「新リーグでプレーするなら去れ」【写真】

開幕戦は6月9〜11日、英国のロンドン郊外にあるセンチュリオンゴルフクラブで開催される。54ホールで予選落ちなし。出場者は48人で、個人戦とは別に4人一組のチーム戦も行われる。個人戦の賞金総額は2000万ドル（約24億円）。

その出場資格は世界の主要ツアーから、アジアンツアー（3人）、DPワールド（欧州）ツアー（3人）、PGAツアー（3人）に加えて、オーストラリアPGAツアー、南アフリカのサンシャインツアー、日本ゴルフツアーの上位2人で計6人。また、アジアンツアーのインターナショナルシリーズの上位3人、そして世界ランキングからトップ22人となった。招待状は出場できる可能性がある選手に発送され、オンラインで申し込みができるリンクがついている。

また、選手は開幕戦だけの出場も可能で、その後のシリーズに必ずしも参戦する必要はないという。チーム戦のドラフトは6月7日に実施。キャプテンがメンバーを決めるとされた。

今季はレギュラーシーズン7大会と最終戦の全8大会が実施されるが、これは当初の予定よりは大きく縮小されたと複数の関係者が語っている。新リーグに出場した選手は米PGAツアーの出場資格を失うという、ジェイ・モナハン会長の方針は今のところ変わっていない。（文・武川玲子=米国在住）