東京五輪のゴルフ競技がついに開幕した。初日はオーストリア代表のセップ・ストレイカが「63」の五輪レコードに並ぶ好発進を決めて、8アンダーの首位に立った。1打差の2位にタイ代表のジャズ・ジェーンワタナノンド。3位タイの6アンダーにベルギー代表のトーマス・ピータース、メキシコ代表のカルロス・オルティスがつけた。
こんなキャディバッグ見たことない チェコ代表の珍品
初日のトップ10内でもっとも世界ランキングが高いのは、イングランドのポール・ケーシーで22位。同ランキングでトップ10に入る選手は軒並み上位を逃している。日本人選手は松山英樹が2アンダーの20位タイ、星野陸也がイーブンパーの41位タイ。ここから上位進出を目指すことになる。
では、初日の部門別数字を見てみよう。平均飛距離1位はベネズエラのジョナサン・ベガス。初日は307.2ヤードで1位に立った。2位はニュージーランドのライアン・フォックス。星野が293.5ヤードで9位タイ、松山は276.6ヤードで45位。ドライバーを持たないホールもあるため純粋に飛ばしの基準とはならないが、2日目以降のテレビ観戦の参考までに。
次にフェアウェイキープ率を見ると、星野は14ホール中11ホールで全体2位タイ。ティショットはかなり安定。反対に松山は6ホールのみで43位タイと苦戦。2日目以降はここがカギになりそうだ。