音も聞いてほしい 松山英樹のスイング特集【動画】
いまでは、ラウンド終了後に同伴プレーヤーと握手をする光景はない。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、当たり前に行われてきたことがツアー現場からも消えた。その一つが“握手”だと岩本カメラマンが振り返る。
3月、コロナが世界的に流行し始めたとき、米国フロリダ州にいた松山英樹が「ザ・プレーヤーズ選手権」の初日を9アンダーでスタート。大会コースレコードのビッグラウンドに現地も沸いた。そして、そこで松山の快進撃を撮影していたのが岩本カメラマンだった。
「その週もプロアマ中は子供達と触れ合い、たくさんのギャラリーに応えていました。ホールアウト後には握手。でも今まで当たり前であった光景がこの日を境に無くなりました」
1日何万人も動員するPGAツアーの熱気は、このプレーヤーズ選手権初日が最後となった。2日目以降の中止が発表されると、松山の首位発進は幻となり、その後は6月まで全日程が中止という異例の事態に追い込まれた。