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金谷拓実が“アマ世界一”を背負って臨む3度目のメジャー・全米オープン 「自分を磨いていくだけ」

金谷拓実が“アマ世界一”を背負って臨む3度目のメジャー・全米オープン 「自分を磨いていくだけ」

所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

配信日時:2020年9月11日 13時58分

世界最強アマチュア・金谷拓実が、先輩・松山英樹とともに全米オープンに挑む
世界最強アマチュア・金谷拓実が、先輩・松山英樹とともに全米オープンに挑む (撮影:ALBA)
17日(木)に開幕する海外メジャー「全米オープン」に初出場する金谷拓実(東北福祉大・4年)が、都内で記者会見を実施。「予選を通過して、ローアマチュアを獲ることが目標です。出る試合は常に優勝を目指してやっているので、上位を目指してやっていきたいです」と大会に向けて意気込みを語った。

金谷拓実のゴルフノートには何が書いてある?【写真】

世界アマチュアランキング1位の資格で勝ち取った出場切符。会見の2日前には、アマチュア世界一の称号である「マコーマックメダル」を日本人として初受賞したことが、USGA(全米ゴルフ協会)とR&A(ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフクラブ・オブ・セントアンドリュース)から発表された。世界一のアマチュア選手という看板を背負ってのメジャー参戦となるが、大会にかける思いはプロとなんら変わらない。

同年代の畑岡奈紗や渋野日向子、コリン・モリカワ(米国)など年の近い選手が一足早くプロとして活躍。その一員としてプロ転向後の期待を一身に受けながらも、「アマチュアでもプロでも、置かれた状況は違いますが、自分を磨き続けるだけ。今は自分ができることを精一杯やっていくことが大事だと思っています」と語る。

金谷が一躍時の人となったのは、2018年の「アジア・パシフィックアマチュア選手権」。同大学出身の松山英樹以来となる日本人優勝という快挙を達成し、これにより19年の「マスターズ」、「全英オープン」への出場切符を獲得。数々の功績から松山と重ねて注目されることが多かった。

「自分としては、松山選手はまだまだ上の存在です。もっと練習して、早く追いつきたいという思いがありました」と遠い存在の先輩を追いかけるが、松山と同じメジャーの舞台を踏むのはこれで3度目。日本男子のアマチュア選手としては、メジャー3試合出場は史上初の快挙、全米オープンで4位タイ以内に入れば、2021年の「マスターズ」出場資格も降りてくる。

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