最長415ヤード!“スペインの大砲”ラームのドライバースイング連続写真
毎年年初に目標を掲げるが、今年は3月以降に起きた新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によるツアー中断期間中にそれを再考。「世界ランキング1位、初メジャー制覇、世界選手権に勝つこと、フェデックスカップに勝つこと」というものを新たに掲げ直した。この目標は、今後2カ月余りですべて達成することも可能だ。
「全部は無理でも、何かを達成したい。世界ランキング1位になれたことは素晴らしいこと。ただここに留まることはもっと難しい」と、その維持も新たな目標となる。
一方、同2位に後退したローリー・マキロイ(北アイルランド)、同3位のジャスティン・トーマス(米国)も虎視眈々と奪還を狙う。今週の結果次第でラームは世界一の座を失う可能性もあるだけに、「もし今週いいプレーができなかったら、誰かが世界1位の座を奪うのは分かっている。僕のプレー次第だ」と気を引き締める。
そのラームの大会初日は、ブライソン・デシャンボー、リッキー・ファウラー(ともに米国)とともに現地時間午前11時40分(日本時間31日午前1時40分)にスタートする。(文・武川玲子=米国在住)
