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米最終予選会でスリクソン新ドライバー『ZXi』を投入 山下美夢有「弾道が良かった」

山下美夢有が苦しみながらも上位をキープ。新ドライバーの感触は?

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2024年12月7日 09時46分

<LPGA Qシリーズ(最終予選) 2日目◇6日◇マグノリア・グローブGC(米アラバマ州)◇クロッシングズC=6664ヤード・パー72、フォールズC=6643ヤード・パー71>

難度の高いフォールズコースを回った2日目は、耐えるラウンドとなった。3位から出た山下美夢有は3バーディ・3ボギーの「71」でプレーし、トータル6アンダー・6位タイにつけた。

松山英樹も即投入 ZXiドライバー【写真】

前半は惜しいパットが続く中、ウッドの長いクラブで1メートルにつけた8番でバーディが先行。折り返し直後の10番パー5でも3メートルに寄せてバーディを奪った。しかし、14番では下りのパーパットを外しボギー。初日からボギーフリーを続けていたが、32ホール目で初めてのボギーを喫した。

その後、15番も連続ボギーとなり、17番でもスコアを落とす。「グリーンが難しくて、下りのパットを打つことが多かった。ジャストタッチで打っていけなかった」と振り返る。気温が上がり飛距離が出るようになった後半で、流れが悪化していった。

それでも最終18番パー5では「決めたかった」3メートルのスライスラインを沈めてバーディ締め。順位はやや後退したが、依然として上位をキープしている。

この最終予選会から、ドライバーを契約するスリクソンの新モデル『ZXi』にスイッチした。シャフトは藤倉コンポジットの『SPEEDER NX GREEN』を継続使用。「弾道が良かったので、いい感触で打てました」というのが変更の決め手だった。今季の国内2勝や最終戦でも前モデルを使用していたが、いきなりのバッグイン。初日には「フェアウェイキープができて、セカンドをいい位置から打てたことが大きかった」と手応えを語っていたが、これは残り3日間でもポイントになりそうだ。

予選ラウンドは2コースを使用しており、3日目は再びフォールズコースを回る予定。「タテ距離を合わせて、我慢強いプレーをしないといけない。目標はアンダーパーで回ること。それを達成できるよう頑張りたい」。きょうの悔しさをバネに、首位の背中を追いかけていく。(文・笠井あかり)

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