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【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】プロ、アマ、国の垣根を超えた女子ゴルフ世界会議の構築を!

【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】プロ、アマ、国の垣根を超えた女子ゴルフ世界会議の構築を!

配信日時:2018年4月17日 18時50分

ゴルフを五輪の正式種目に復活させ、底辺を拡大させるため、世界アマチュアゴルフ協議会(WAGC)が、世界のゴルフを統括する組織として発展的に名前を変えて03年にIGF(International Golf Federation)となった。IGFは年次総会も行っているが、その活動範囲の主たる部分は五輪関連と世界アマチュアゴルフ選手権の開催と決して広くない。リーダーシップを取っているのは、R&Aと全米ゴルフ協会(USGA)といったほうがいいだろう。

女子の世界でも、毎年、メジャーの舞台などでそれぞれのトップがミーティングをすることはあるが、コミュニケーションが密だとはいい難い。男子のようにPGAツアーフェデレーションという形で世界各地、各国のツアーが一体となっているわけではないからだ。

アマチュアもプロも、世界がそれぞれバラバラな上、各国内部でもアマチュアとプロの足並みがそろわない(特に日本ではその傾向が強い)のでは、それぞれが利己的なことをいい出しかねない。そうではなく、世界各国のアマチュアとプロの団体が、将来のゴルフの普及のため、若い選手たちの将来のために、同じ方向を向いて彼女たちを育てていくべきだろう。

前出のWAGC設立のきっかけとなったのは実は日本だった。1958年に「世界のアマチュア対抗戦を行おう」と提案。これが実現し、世界アマとなり、WAGCができた。アマチュアとプロの垣根を超えたきちんとした世界の女子ゴルフの組織を作る。それをいい出すのは、誰だってかまわない。先達に習い、ツアーの規模としては世界一を誇る日本からの提案で、将来の女子ゴルフを素晴らしいものに育て上げることもできる。それくらいの発想と行動力があってもおかしくない。それなら、女子ゴルフの将来に寄与でき、世界に胸を張れるというものだ。(文・小川淳子)

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