タイにあるサイアム・カントリークラブで開催された、米国女子ツアー第2戦「ホンダLPGAタイランド」の最終日。首位とは3打差の2位タイでスタートしたロレーナ・オチョア(メキシコ)がスコアを6つ伸ばし、トータル14アンダーで優勝。今季初参戦で、早くも女王の貫禄を見せつけた。
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終わってみれば、やはりオチョアだった。初日12位タイ、2日目6位タイ、3日目に2位タイと着々と順位を上げていき、最終日の3番ホールで定位置となる首位に浮上。その後は終始安定したゴルフを展開し、7バーディ・1ボギーのトータル14アンダー。首位でスタートしたポーラ・クリーマー(米国)を逆転し、初戦から優勝を飾った。
来週は、ディフェンディングチャンピオンとして迎える「HSBC女子チャンピオンズ」が開催される。昨年はこの大会に勝ち、その後は「セーフウェイ・インターナショナル」から破竹の4連勝を記録している。今年もこれ以上の期待が予想されるオチョアは、高い目標を持って今シーズンを戦い抜く。
日本勢では宮里美香が大健闘。5位タイでスタートし、この日はスコアを2つ伸ばしてトータル6アンダー。順位は1つ下げ6位となったが、ルーキーイヤーの2試合目で早くもベスト10フィニッシュを収めた。
宮里藍は5バーディを奪うが、6ボギーともったいないプレーが続き、この日は1オーバー。イーブンパー22位タイで4日間を終えている。大山志保はスコアを2つ落とし50位タイとなっている。
【最終結果】
優勝:ロレーナ・オチョア(-14)
2位T:朴ヒヨン(パク・ヒヨン)(-11)
3位:ポーラ・クリーマー(-10)
4位T:ステイシー・プラマナスド(-7)
4位T:ブリタニー・ラング(-7)
6位:宮里美香(-6)
7位T:ヤニ・ツェン(-5)他3名
22位T:宮里藍(E)他3名
50位T:大山志保(+8)他1名