フロリダ州にあるトランプ・インターナショナルゴルフクラブで開催されていた2008年米国女子ツアー最終戦「ADT選手権」の最終日。申ジエ(韓国)が4バーディ・1ボギーの2アンダーで優勝した。3日目までのスコアをリセットして行われた一発勝負の最終ラウンド。スコアを伸ばせない選手が多い中、今季の米ツアー、日本ツアーで見せた抜群の安定感を再現し、破格の優勝賞金100万ドルをガッチリとつかんだ。
2位には3日目のプレーオフでぎりぎり最終ラウンド進出を決めたカリー・ウェブ(オーストラリア)。ここまでがアンダーパーで、以下の選手はオーバーパーでホールアウト。16番パー4では張晶(ジョン・ジャン)(韓国)とスーザン・ペターセン(ノルウェー)が揃ってダブルパーを叩くなど、ギャンブル性の高い大会にふさわしい荒れた展開となった。
既報の通り、今季限りで競技の第一線を退くアニカ・ソレンスタムは予選落ちで引退の花道を飾ることができなかった。
【最終順位】
優勝:申ジエ(-2)
2位:カリー・ウェブ(-1)
3位T:ポーラ・クリーマー(+2)
3位T:李宣和(イ・ソンファ)(+2)
5位:池恩熹(ジ・ウンヒ)(+3)
6位:アンジェラ・スタンフォード(+6)
7位T:張晶(ジョン・ジャン)(+7)
7位T:スーザン・ペターセン(+7)