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宮里美香が語る2017 5つの公約と松山英樹、畑岡奈紗【前編】

宮里美香が語る2017 5つの公約と松山英樹、畑岡奈紗【前編】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2017年1月2日 09時03分

実際に五輪が開催されて。出場を逃したのでそのとき私は帰国して日本にいたんですよ。そうしたら日本は五輪ばかりが流れている。正直に言うと見たくなかった。選ばれなかったし…忘れたい気持ちもあった。でも日本はここまで五輪の報道をやるんだなとよく分かった。どれほど五輪が大きいものか、改めて感じました。

4年に一回のイベント。ここまでの精神を削ってやるというのは並大抵のことじゃない。ゴルフではそういう経験をしたことがなかったんです。ゴルフは毎週試合が続くから。でも4年に一回に向けてやるのは初めてだったから違う難しさを勉強することができた。これはやった人しか分からないことだと終わってからすごく思いました。

Q:選考のギリギリまで戦いは続いた。最後はスコアを落としたのは緊張、プレッシャーだったんでしょうか?

A:今思えばプレッシャーだったのだと思います。全米女子の初日は良かった。2日目も前半は悪くなかった。それが後半に入ってあの位置なのに予選通過のことを考えている自分がいた。でボギーが止まらない展開になってしまった。最終的には予選通過に1打足らなかった。ああ…こんなことはないなぁ…って。どこかでうまく切り替えられたはずなのに…って。本当に悔しかったです。東京五輪のことは…今はまだ考えられませんよ(笑)それよりもまずは米ツアーです。

公約1:パーオン率を上げる
Q:ではそれを踏まえて、2017年はどういう年にして行きたいか、公約を5つ挙げてもらえますか?
A:5つですか!多いですね(笑)
でも…1番はパーオン率を磨きたいです。昨季は65.34%(94位)。やっぱり良かったときに比べて2〜3%くらいは落ちている。ここ4〜5年は米ツアーのコースが伸びていてセカンドでユーティリティ、フェアウェイウッドを持つ機会が多いんです。ドライバーの飛距離を伸ばすということも考えますけど、そこをやってしまうと全体的なゴルフが崩れてしまう。

だからティショットは正確性で攻めて、セカンドは160〜170ヤードが残っても仕方ない。4U、3Uでしっかり攻める。それでダメだったらアプローチでしっかりとカバーする。というゴルフをそのままやっていこうと思っています。なのでセカンドの精度を上げるしかない。そこはクラブに頼ったり、いろんなものを試していこうと思っています。

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