手にした銀メダルを噛む稲見萌寧
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東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職が次々と明るみに出ている。振り返れば、開催が決まってから色んなゴタゴタがあり、ネガティブな話題が尽きない。
だからといって、もちろんすべてがダメだったわけではない。そんなことを感じられるポジティブな話題も米ツアーで聞くことができた。「インドにおいて(五輪は)ゴルフの普及と認知にバツグンの効果だったの」とアディティ・アショク(インド)が教えてくれた。
東京五輪女子ゴルフ競技で、アショクは4位。稲見萌寧らに一打足りずメダルを逃したものの、初日からずっとメダル争いを繰り広げたことで、母国は大いに盛り上がったという。五輪前後でアショクのTwitterのフォロワー数は約6万人急増。またTwitterを通して、インドのモディ首相から「よく頑張った!」と労らわれた。