国内女子ツアーの2026年シーズンもいよいよ佳境に入ってきた。最終戦の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」は今季優勝者、メルセデス・ランキング(MR)上位者、世界ランキング上位者のみが出場するため、来季のシード権を争う戦いはその前戦となる「大王製紙エリエールレディス」で終結を迎える。シード獲得となるMR50位内を目指す選手たちの動向を追っていく。
MR上位50人を巡る争いは残り5試合。前週の「スタンレーレディスホンダ」でランクアップを果たしたのが都玲華。大会12位に入り、前週のMR61位から55位までアップしている。
昨年はギリギリのMR50位で初シードを獲得した都だが、今季はここまで29試合でトップ10なし。8月の「北海道meijiカップ」を今季最高の11位で終えてからは、予選落ちが3度、予選を通過しても下位に沈むことが多かった。そんな状況で迎えたスタンレーレディスで、反撃ムードをつかんだといってよさそうだ。
「ポイントの面で気合を入れてやりたい」と、ここからの勝負に気持ちを入れなおした。また、大会4位に入った蛭田みな美が前週のMR43位から37位にジャンプアップ。43位という微妙な位置から、シード入りに近づく大会トップ5入りとなった。
現在のMR50位は稲垣那奈子で377.78ポイント(pt)。都は55位で325.26pt。60位の尾関彩美悠が299.36pt。4日間大会で見れば、優勝で300pt、2位で180pt、3位が135ptを加算。5位で90pt、10位で61.5ptと、トップ10に入れば、一気にランクアップも可能だ。
現時点で圏外の選手では51位に藤田さいきがつけるが、藤田は今季、特別保障制度で10試合を欠場。27年は開幕から10試合に出場が可能で、ここで最終シード入りの判断が下される。もちろん今季このあとランクを上げて50位内に入れば、その時点でシードは確定する。
昨年MR29位の渡邉彩香は56位、同41位だった鶴岡果恋は57位とひと踏ん張りが必要。20年連続シードで現役選手としては最長となる全美貞(韓国)はMR62位。厳しい状況に追い込まれている。
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あらためて、シード権の仕組みを見てみよう。毎試合ごとの獲得メルセデス・ポイントによって決まるMR上位50人が翌年のフル出場権を獲得。MR51~55位までは第1回リランキング(26年は6月のニチレイレディス終了時)までの出場権を獲得することになる。
今週の「富士通レディース」は今年から4日間大会にグレードアップ。次週の「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」とあわせて、ポイントが3日間大会の1.5倍となるこの2試合で、まずは足場を固めたい。
