#ドライビングディスタンス #FWキープ率 #トータルドライビング
ベストスインガーと評されることが多い宮里優作は、過去13年で3度の1位を含むトップ10以内を9度。そして若手のドライバー名手の代表格・小平智がつねにトップ10に位置するなど、飛距離と正確さが数値化されたものとして浸透している。
LPGA公式ではトータルドライビング(TD)は掲載されていないが、ランキングTOP20を作ってみると…
1位:イ・ミニョン・・242.30(11位)/68.3036(21位)=32
2位:イ・ボミ・・・・237.45(30位)/70.3704(14位)=44
3位:申ジエ・・・・・234.25(46位)/73.9011(4位)=50
4位:アン・ソンジュ・235.00(43位)/71.6837(9位)=52
4位:鈴木愛・・・・・236.28(36位)/69.4444(16位)=52
6位:黄アルム・・・・236.12(39位)/68.8312(19位)=58
7位:鬼頭桜・・・・・239.15(25位)/65.7143(35位)=60
8位:李知姫・・・・・239.43(24位)/65.3439(38位)=62
9位:キム・ハヌル・・237.76(28位)/65.5172(37位)=65
9位:フェービー・ヤオ・231.27(59位)/71.9048(6位)=65
11位:成田美寿々・・246.84(8位)/60.582(59位)=67
12位:藤本麻子・・・238.07(27位)/64.4788(41位)=68
13位:東浩子・・・・227.43(70位)/79.0476(1位)=71
14位:武尾咲希・・・231.05(60位)/70.8647(12位)=72
15位:笠りつ子・・・241.34(16位)/60.8225(57位)=73
16位:ユン・チェヨン・227.54(69位)/73.0159(5位)=74
16位:小橋絵利子・・233.79(48位)/67.5824(26位)=74
18位:ささきしょうこ・234.04(47位)/66.5966(29位)=76
19位:テレサ・ルー・250.25(5位)/58.6134(71位)=76
20位:木戸愛・・・・240.71(18位)/60.8163(58位)=76
※※順位/選手名…DD(順位)/FW率(順位)=TD
トップ5を見ると賞金女王候補がずらりと並ぶが、「約240ヤードを約70%以上の確率でフェアウェイキープできる、飛んで曲がらない女子プロ」は、イ・ミニョンとイ・ボミ(ともに韓国)のみ。
ミニョンは親友のぺ・ヒギョンの誘いで昨年のファイナルQTに参戦。ランク4位となり、今季ツアーフル参戦の権利を獲得。25歳と若いが、韓国ツアー通算4勝を挙げ、「腎臓がん」を克服した"不屈のゴルファー"。今季すでに「ヤマハレディース」で日本ツアー初勝利を果たし、たびたび優勝争いに顔を出す実力者…といった報道で、彼女の活躍は見聞きするが、卓越したショット力が要因だとわかる。また7位につける鬼頭桜は、出場6試合のみで全試合予選突破・トップ10入り2度と限られた試合で結果を残しているが、トータルドライビングの数値を見れば納得だ。
ティショットの総合力がわかるトータルドライビング。ツアー観戦時は同ランク上位の選手のショットに注目するのも、楽しみのポイントだろう。