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第一回は今季から導入されるリランキング制度による影響について。解説陣はどう変わると予想しているのか。
※リランキング制度とは、2018年から導入された開幕当初の出場優先順位をシーズン中に見直すシステムで、「アース・モンダミンカップ」、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」の終了後に、シード以外の選手はその時点での獲得賞金に応じて、それ以降の試合への出場順位が決まる
森口祐子(以下、森口):今年の試合数は昨年と同じ38試合。ですが、リランキング制度ができたことによって戦い方が大きく変わるのではないかと見ています。それは「スタートダッシュを図らないといけない」という気持ちを全員持つんじゃないかなということ。一年間満遍なく戦えるようなスケジュールというよりも、前半戦に重きを置くという気持ちは例年よりも高くなると思います。
小田美岐(以下、小田):私もそう思います。選手というのはそれぞれ個性があって、春先のスタートダッシュがすごい選手がいる一方で、夏以降の追い上げがすごい選手もいますが、こういう制度ができたことで、年間の出場権を持つシード選手以外は、ファイナルQTの上位に入ったからといって前半戦で稼がなければ全試合にでることができなくなる。一回目のリランキングのタイミングである「アース・モンダミンカップ」まで、ということは“夏”の直前です。「春先は調子が悪い」なんていっていられないですね。焦りが見える選手も出てくるでしょう。