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渡邉彩香が地元Vへ首位発進!2つの変更で好調時のショットを取り戻す

渡邉彩香が地元Vへ首位発進!2つの変更で好調時のショットを取り戻す

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2017年3月30日 18時33分

地元Vへ向けて好スタートを切った渡邉彩香
地元Vへ向けて好スタートを切った渡邉彩香 (撮影:米山聡明)
ヤマハレディースオープン葛城 初日◇30日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(6,568ヤード・パー72)>

葛城ゴルフ倶楽部で開幕した「ヤマハレディース」の初日に、静岡県出身の渡邉彩香が4アンダーで首位タイ発進。地元で最高の滑り出しを見せた。

【スイング解説】“コンパクト”にして球が強く 渡邉彩香はねじれの少ないストレートヒッターに

先週の「アクサレディス」でショットに苦しんだ渡邉だったが、今日は見違えた。「フェアウェイキープもできて、パーオンも全体的にできた。何よりも感触が良かった」。加えてパターも「5〜6mのチャンスを決められた」と引き続き好調。ショットとパットがかみ合い難コース・葛城で5バーディを積み上げた。

ショットが良くなった理由は2つ。まず今秋からドライバーの重心位置を変えたこと。ブリヂストンゴルフの関係者によれば「現在使っているプロトタイプのドライバーの重心位置が後ろのヘッドから真ん中あたりのヘッドに変更しました。彼女は以前使用していたドライバーの時に吹き上がる感じがあったので、新しいプロトタイプに変えたのですが、後ろ重心の物は最初の手応えこそ良かったものの、まだ上にあがる感じがありました。今週のヘッドではそれが解消されて前に行っている感じがします」。

もう1つは試合までの練習でよりショットに注力したこと。チェックポイントを絞った上で納得が行くまで打ち込んだ。また、今朝のラウンド前もギリギリまでレンジで振り込んで、不安を解消してからティオフしたことが結果に結びついた。

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