もう1つがグリーン周りでは“できるだけパターで打つ”ようにすること。1ヤードほどラフにこぼれてもウェッジは握らないという徹底ぶり。やり始めた当初は「ギャラリーだけでなく同組の選手も“えっ”ってなって…(そういう反応が)気になっていた」と抵抗感を覚えたこともあった。だが練習の成果が出はじめ、寄せられるようになってくると「(パターで)寄せるとギャラリーから“おーっ”って歓声が上がるのが分かって。そうなってからは気にしなくなった」。
今日も花道から、ラフから、パターで次々と寄せてノーボギー。ちなみにラフからのパッティングの極意は「状況にもよりますが、ラフで止まる分“いつもより1ヤード大きくタッチを出すこと”」とのこと。「登りではしっかり打って、下りではラフを越えてグリーンに乗ったらそこから自然とコロがるというイメージで」。
アプローチでお困りのアマチュアゴルファーは、ラフからの「プラス1ヤード」の意識は一度試してみてはいかがだろう。
【3日目の順位】
1位:姜秀衍(-12)
2位:堀琴音(-9)
3位T:キム・ハヌル(-7)
3位T:服部真夕(-7)
5位T:イ・ボミ(-6)
5位T:申ジエ(-6)
5位T:渡邉彩香(-6)
5位T:青木瀬令奈(-6)
5位T:吉田弓美子(-6)