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1人目は昨季ファイナルQTで11位に入り、今季が初のツアーフル参戦となるプロ2年目の20歳、松森彩香。祖父の影響で4歳でゴルフを始め、小学校5年生の時に数々の有名プロを育てた江連忠ゴルフアカデミーに入門。ゴルフに限らず幼少の頃から運動が得意で、入門の前後ぐらいから「プロゴルファーになりたい」と思い始めたという。その後、研鑽を重ね日本大学高等学校3年時に日本女子アマベスト16 に入るなど実績を残し、2013年にプロテストに合格。プロゴルファーとして歩みだした。
昨年はレギュラーツアー9試合に出場し、最高位は「meijiカップ」の27位。江連氏にキャディをしてもらい、「自分のできること、できないことが分かった」と様々な収穫を得たという。やはりシード選手との大きな違いは「ショートゲームの上手さ」だそうで、このオフもアプローチを重点的に練習しているという。
アマチュア時代と異なりほぼ毎週試合があるので「体力面は一年を通しての課題になると思う」と新しい環境に不安もあるが、「私が入った頃から(諸見里)しのぶさん、(上田)桃子さんがいて、お二人がツアーにいるのが心強いですね」と頼りになる先輩たちがいるのが強み。同門で昨年のダイキンの覇者、O・サタヤ(タイ)とは1月のタイ合宿で琉球ゴルフ倶楽部に似たコースをラウンドし、攻略法などを教えてもらったという。
今季の目標は「まずはシード権を獲りたい。その中で優勝も狙っていければと思います」。ドライバーの平均飛距離は240〜250ヤードで「ショットには自信があります。アイアンもドライバーも。そこで魅せるゴルフをしていきたいです」とショットで魅せるゴルフが信条だ。