第13回を迎えるグアム政府観光局主催「グアム知事杯女子ゴルフトーナメント」がレオパレスリゾートカントリークラブを舞台に開幕した。第2回大会では茂木宏美、第4回大会では上田桃子が制し、若手プロの登竜門となっている。
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大会初日を終え、仙台出身のプロ7年目、佐藤のぞみが5バーディ・3ボギーの“70”でラウンド。2アンダーで単独首位に立った。狭いフェアウェイと深いラフ、そして難グリーンに多くの選手が苦しむ中、「今日はパットが上手くいった。仙台はこの時期ラウンドが出来ないので今年に入ってほとんどラウンドしていません。パッティングを集中して練習したら成果がでました」と好調なパッティングを武器に好発進を決めた。
1打差の2位には昨年の新人戦 加賀電子カップで優勝した平野ジェニファー、2打差の3位タイには斉藤愛璃ら9選手がつけている。
この試合には昨シーズンに初のシード権を獲得した藤田光里も出場。「とにかくパターが入りませんでした」と佐藤とは逆にパットが不調で8オーバー66位タイと大きく出遅れてしまった。昨年の終盤戦から「突然パターを握ると震えが止まらなくなり、今まで味わったことのない緊張感が走りました。それから調子を崩しまって」と今も不振に喘いでいるという。