神奈川県にある大箱根カントリークラブを舞台に開催された国内女子ツアー「CAT Ladies」最終日。単独2位からスタートした上田桃子が、3打差を逆転し3年ぶりのツアー優勝を果たした。
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「緊張は無かった。とにかく追いつくしかない」と同じ最終組で回る首位の森田理香子と3打差でスタートした上田。出だしの1番パー5は共に2オン2パットのバーディ発進。次の2番では首位の森田がボギーを叩き1つ落とすと、3番、4番で上田が連続バーディを奪い一気に追いついた。しかしそこからはバーディ、ボギーで伸ばせず、5番でバーディを奪った森田に1打リードを許し前半を折り返した。
後半に入り10番でいきなり森田がボギーを叩き同スコアに。しかし上田もショットの調子が落ち攻めきれない。それでも「後半はチャンスが少なくなるだろうと思ってたらその通りになって、逆にわくわくした」と。すると12番で後半唯一のバーディを奪い、森田を抜き単独首位に躍り出た。
そして1打差で迎えた16番。パーオンしチャンスにつけるもバーディパットはカップの横をすり抜け、するすると奥に行ってしまう。しかし「パッティングはショートだけはさせたくなかったので想定内。」と気持ちを切らさず返しのパーパットをきっちり沈めた。その後上田はスコアを伸ばせなかったが、森田も伸ばせず1打差で逃げ切った。