今回はメルセデスポイントランキング(MR)で8位に入った菅沼菜々のスイングを解説。菅沼は今季33試合に出場し、年間トップ10回数は15回。昨季MR45位に入り初シードを獲得したばかりの菅沼は、一気にMRトップ10へと入り込み飛躍の一年とした。
まくりの菅沼菜々! 高いトップの位置から安定させる動きとは?【連続写真】
菅沼のスイングの特長を石井は、「クラブの使い方がうまい。骨盤の位置が安定したスイングだ」という。
「バックスイングが大きく、トップの位置は高めでクロスしていますが、右腕や右ヒジをあまり曲げてこず、右手主体で振っています。ダウンスイングで左腕が地面と平行になったときに、骨盤も地面と平行になっている。つまり右サイドの高さを保ったまま振り下ろしているので、効率よくクラブを振れてインパクトが安定するんです。骨盤の傾きが少ない状態で回転をしているので、上半身の動きが安定しやすいわけです」
骨盤をフラットに動かすポイントは?

