12月6日は臼井麗香の誕生日。1998年生まれの黄金世代で、きょうで24歳。初のシード選手として挑んだ今季は、出場34試合中27試合で予選落ちを喫し、メルセデスランキング115位と苦しんだ。

愛称は“れいちぇる”のユニークなお団子へアー【写真】

先週行われたQTでは88位と、来季前半戦はステップ・アップ・ツアーが主戦場となる位置で競技を終えている。愛称は「れいちぇる」。

栃木県鹿沼市出身。祖父の影響で9歳からゴルフを始め、2010年の「全日本小学生ゴルフトーナメント関東大会」、12年の「関東中学生ゴルフ選手権夏季大会」などで優勝。11年と12年には「キャロウェイゴルフ世界ジュニアゴルフ選手権」に出場している。

18年のプロテストに合格し、19年は自身のシーズン初戦となった「アクサレディス」で6位タイ、「センチュリー21レディス」で4位タイなど、27試合に出場し賞金ランク59位。翌20-21シーズンは「ワールドレディスチャンピオンシップ」の2位タイをはじめ、4度のトップ10入りを果たし、賞金ランク45位で初のシード権を獲得した。

シード選手として迎えた今季は、初優勝を目指したものの悔しさの残る結果となった。中盤に11試合連続予選落ちを喫すと、終盤にも10試合で9度の予選落ちと、メルセデスランキングは115位。スタッツを見ても、昨季は233.74ヤードだったドライビングディスタンスが228.75ヤードにダウン。パーオン率やパット数といった主要スタッツも軒並み昨季を下回り、60台のスコアをマークしたのも1度だけと不振を極めた。