年齢に関係なくいいモノは吸収するのが菊地のスタイル。「私の中では入る、入らないよりも、スムーズに(手が)動くことが大切。最近は始動が気持ち悪いとかがないんです」と気持ちよく、ストロークできていることがプラスに働いている。
昨季は「アース・モンダミン」で通算4勝目を挙げた。シード選手としては年長グループに入っているが、まだまだ衰えていない。「若くても30を過ぎても、勝つことは難しい。自分のいいところを伸ばしていければ、優勝争いをするのは年齢に関係なくできるかなと、最近は思っています」。地元・北海道での初優勝に向けて、絶好の位置で週末を迎える。(文・小高拓)
