「見ていてうらやましい」　勝みなみが語る同じクラブ＆ウェアの山下美夢有

＜ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ　3日目◇7日◇茨城GC西C（茨城県）◇6680ヤード・パー72＞

メジャー2勝目へ、いよいよギアが上がってきた。勝みなみがムービングデーに7バーディ・3ボギーの「68」とスコアを4つ伸ばして、トータル3アンダーの5位タイに浮上。首位とは8打とまだまだ差はあるものの、大逆転Vへ望みをつないだ。

瀬令奈＆美夢有がこのポージング【写真】

圧巻は終盤の4ホール。15番で左のカラーから58度のウェッジチップインバーディを奪うと、16番でボギーを叩いたが、17番、18番と連続バーディ締め。「16番のボギーが3打目をミスしてのものだった。その気持ち悪さが残っていて、17番も不安がありながらのショットでした。その不安も18番で帳消しにできた。あすも大丈夫という気持ちになった」。スコア以上に値千金の上がりとなった。

首位を走る山下美夢有とは同じスリクソンのクラブを使い、同じチャンピオンのウェアを着用している。だが、コロナ禍も相まって「なかなか何かを一緒にすることはないですね」という関係だが、後輩のプレーには目を見張るものが多い。

「ショットもうまいし、アプローチ、パターでスコアをまとめてくる。見ていてうらやましいと思う部分がありますね」。さらにはこんな部分も。「いつも笑顔で挨拶して、先輩にもかわいがられていますよね」。残念ながら最終日に同組となることはできなかったが、「（山下の）前の組だけど、時間があるときに見ようと思います（笑）」と気にかけている。