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一時は5本携え練習ラウンドへ… “パター迷子”の後藤未有を救った新エース

一時は5本携え練習ラウンドへ… “パター迷子”の後藤未有を救った新エース

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2022年4月30日 19時19分

今季も開幕から3試合連続予選落ちを喫したが、その間も弱点克服のため試行錯誤を重ねてきた。クラブ選定のため、好きなピン型のパターをキャディバッグに5本携えて練習ラウンドに出たこともある。「キャディさんが大変だったと思います」と苦笑いを浮かべるが、今月の「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」で投入し、6位タイに導いた一本が新エースになっている。

それがオデッセイの『TRI-HOT 5K TWOパター』。3位タイになった先週の「フジサンケイレディス」ではコーライグリーンも攻略した。練習法もストロークをまっすぐに出すためのメニューを重点的に行い、「ようやくかみ合ってきました」と調子を上げている。

「そろそろ勝ちたい」という思いは強い。首位とは5打差だが「狙える位置だと思う。緊張すると思うけど虎視眈々と追い上げたい」と、逆転を意識してスタートする。古江彩佳、西村優菜ら同世代も活躍。さらに1学年下の西郷真央が驚異的な成績を残すが、「年齢が近い選手が活躍するのは刺激になるけど、自分が打った(叩いた)時が一番刺激になる」という強気も武器となる。チャンスをパターでスコアにつなげ、“初優勝”を手繰り寄せたい。(文・間宮輝憲)

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