_____________________
インパクト後にクラブをリリース! 金澤志奈のドライバースイング【連続写真】
非常にバランスの良いオーソドックスなスイングをする選手だなというのが金澤プロの印象です。
全身をうまく使って「手は何もしていません」というスイング。ただ、金澤プロのようなシンプルで美しいスイングをアマチュアの方が真似しようとすると、トップで収まりが悪く、間延びしてしまうパターンが多いのです。
金澤プロのバックスイングに注目すると、手首のコッキングのタイミングが早いため、トップできれいにクラブが収まっています。左腕に対してクラブが90度、しっかりコッキングしたうえで体をシンプルに回旋させているので、トップポジションでクラブが遊ばず、リリースする準備が整うのです。
ツアーの中では数少ないリリースポイントがボールの先にあるタイプで、クラブが左腕に対して真っすぐになる前にインパクトを迎えています。だからインパクトエリアでのフェースローテーションが非常に少なく、「ボールが曲がって困る」という経験はあまりなさそうです。
