そのなかで2022年1月から米国男子ツアーで取り入れられた「グリーン・リーディング・ブックの使用禁止」のローカルルールについての記載はなかった。
このルールは各大会が承認した等高線、高低差がなどが描かれていないヤーデージブックのみ使用可能となるもの。パッティンググリーンの記載は大きなスロープや段差やエッジなど最小限の細部にとどめられ、加えて選手、キャディの手書きのメモも一定に制限される。
さらにサイズも限定。ヤーデージブックの大きさは7インチ(177ミリ)×4.25インチ(107ミリ)以下であること、グリーンの尺度は5ヤードが8分の3インチ(約9.52ミリ)を超えてはならない。
このルールを国内女子ツアーはどうするのか注目が集まっていたが、JLPGAに確認したところ「昨年同様のままです。そのため規則などに追記していません」(広報)とのこと。今年は取り入れない方針を明かした。