12月10日（金）、千葉県の丸ノ内倶楽部で、女子プロを指導するプロトレーナー安福一貴氏が主催するSTARTUGのプロアマ大会「STARTUG CUP2021」が開催された。山城奈々、工藤遥加、鶴岡果恋ら多くの女子プロが参加。アマチュアや関係者を合わせて115名もの参加者が集まり、イベントは盛り上がりを見せた。

「このイベントはアマチュアの方にもっと面白いプロアマ大会を提供したいと思って、初めたイベントです。一緒にラウンドするプロアマ大会も楽しいですが、それに加えてドラコン大会を行ったり、カートで動き回ってラウンド中のアマチュアの方にレッスンするなど通常と違う形式で行っています。女子プロの方も一緒に楽しめる大会を作りたくてはじめました」（安福氏）

今回ゴルフ専門動画配信サービスの『GOLF Net TV』で配信されるための面白い企画も開催。左打ち、フライパンなど打ち方をくじ引きで決めて競い合う「ハンディキャップニアピン対決」なども行われ、女子プロたちも大いに楽しんだようだ。

実際に出場した女子プロたちからは「楽しかった」という声があちこちで聞かれた。「カートで回ってレッスンするというのもすごく楽しかったです。ラウンドで一緒に回るのも楽しいけど、時間も少なく難しい。こちらの方がファンの方とも距離感が近いと思います」（工藤）、「ラウンド後にドラコン大会やアプローチ大会を行うなど、お客さんもの楽しめるイベントでよかったと思います」（山城）、「初めて出ましたが、すごく楽しかったです。通常と違う取り込みが合って、女子プロの方も皆さん楽しんでいたと思います」（鶴岡）。

また、今回は二人のプロコーチも参加。三ヶ島かなを指導する青木翔氏、青木瀬令奈を指導する大西翔太氏が13番で即効レッスンを行うなど今までにない豪華な取り組みも見られた。

「アマチュアの方とこういうイベントで触れ合うのはすごく楽しいですね。悩みを抱えている人のお話を聞くのも楽しいです」（青木氏）。「コロナ禍でなかなかアマチュアの方と触れ合う機会が少なかったりしたのですが、こういうイベントは貴重です。青木さんと二人で行うことで勉強にもなるし、僕自身もすごく面白いですね」（大西氏）。プロコーチとして活躍する二人もレッスン活動を楽しんでいた様子だ。