今季9勝目はならなかった。首位と3打差の3位タイから出た稲見萌寧だったが、2バーディ・1ボギーの「71」とバーディ合戦についていけず。トータル4アンダーの13位タイで大会を終えた。
稲見と仲良しの臼井レイチェル【LIVEフォト】
5番で4メートルを沈めてバーディを先行させた稲見だったが、7番でボギーを叩くとその後は停滞。後半もバーディを1つしか奪えずホールアウトとなった。
もどかしい一日に「ショットは悪くなくてついていたのですが、パターが入らなかった」と不満顔。「打ちミスで外したのはほぼなかったのですが、狙ったところに打ち出しても最後の一転がりで入らなかり逆に切れたり…」とカップに嫌われた一日となった。
目下の目標に掲げる通算10勝目は次戦に持ち越し。来週は試合に出場せず、2週後のメジャー「日本女子オープン」へと向かう。「ショット意識していることを継続して修正して、アプローチ、パターも調整したい。あとはしっかりトレーニングして、疲労もとりたい」。メジャー連勝がかかる戦いへ、一週間英気を養う。