“ようやく”今季初のトップ5！　青木瀬令奈＆福田真未の同級生コンビが「うまくいかないシーズン」に光

＜中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン　最終日◇23日◇中京ゴルフ倶楽部 石野コース（愛知県）◇6486ヤード・パー72＞

この試合が復調への足掛かりとなるか？ トータル7アンダーの4位タイに入った青木瀬令奈、福田真未の同級生2人が、今季初のトップ5入りを果たした。

いまや恒例　カメラマンに手を振る青木瀬令奈

この日のベストスコア「65」をマークし、裏街道スタートから一気に上位に食い込んだのが青木だ。初日が悪天候のため中止となり、大会は36ホールの短縮競技に。予選ラウンドも1日のみとなったが、前日はイーブンパーの52位タイと乗り切れず、予選カットラインギリギリでの通過となった。

それが一夜明けたこの日、7バーディでボギーフリーの完璧なラウンドとなった。「昨日が最終ホールにバーディを獲っての予選通過。その後調整でショットがよくなった。ピンが難しいところに切ってありましたけど、センターを狙って、そこからパットがよく入ってくれました」とこの結果に笑顔を浮かべる。

今季の最高成績は、昨年の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」の9位タイ。さらに今年に入ってからは、ここまでの10試合で予選落ちが4度（棄権1度）と不振が続いた。今大会は短縮の影響で賞金加算額が75％となり、4位タイの加算は242万8125円となったが、これで今季通算額を1376万8975円まで積み上げランク61位に浮上した。「今年は特に自分の中でうまくいかないシーズンでしたけど、復調してきた感じはあるので、自信になっています。まずはシードを。あとは17年以来の2勝目に向けて頑張りたいです」。2015年から続けるシードを守るためにも、ここからしっかりと稼いでいきたい。