弊社は歴史が古く、あまり目立つようなことをする会社ではなかったんです。そういった会社が女子プロゴルファー2人とスポンサー契約をするというのは、かなり冒険をした企画だったと思います。
・なぜ蛭田みな美プロ、田辺ひかりプロだったのですか?
私が立ち会ったわけではないのですが、伝え聞いた話では弊社の社風であり、キーワードとなっている「チャレンジ」、「コミュニケーション」、「総合力」の3つのうち、チャレンジという意味で2人ともレギュラーツアーに挑戦していましたし、東京五輪も目指していましたので、そこが合致したのだと思います。そして何よりも大事なのはお互いのフィーリングが合ったことですね。
・プロゴルファーと契約することでどんな効果が生まれましたか?
特にお取引先様とのコミュニケーションで大いに役立っています。
私どもの取引先の方々は、ゴルフが大好きな方が多いこともあって、2人が当社の名前を背負って、最近ではテレビでも映ってくれる位置で頑張ってくれているので話題に事欠かないですね。会うと「みな美ちゃん、頑張っているね!」と始まります。仕事の話ではなく、ゴルフの話で終始してしまうくらい盛り上がります(笑)。
また、私は関東近郊で試合があるときはできるだけ応援に行くのですが、その場で名刺交換や挨拶をする機会があるんです。また、「社長!」と声をかけてくれる弊社の若い社員もいます。そういった社内外のいろいろな方と交流を深める機会になっています。
