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渋野日向子は海外6連戦で何を得たのか? “集大成”と位置づけた最終戦ではまさかの出来事も【今週国内復帰戦】

渋野日向子は海外6連戦で何を得たのか? “集大成”と位置づけた最終戦ではまさかの出来事も【今週国内復帰戦】

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2020年10月29日 12時23分

迎えた初日は2ホール目でバーディが先行。前半を3バーディ・2ボギーで折り返した。ショットが絶好調だった。難コースに立ち向かった渋野はティショットでも輝きを見せ、フェアウェイを外したのはわずか1回でパーオンも15ホール。「泣きそうになった」という12番の4パットはあったが、イーブンパーと上々のスタートを切った。

ミスはあっても、5バーディを奪う攻めで埋め合わせた。それが2日目に入ると別人のようなゴルフに変わってしまう。7ホールで4つのボギー。その後バーディを2つ奪ったが、5つスコアを落としてしまった。

「やっぱり昨日が良かったぶん、今日も頑張らないとって自分のなかでも思っていました。昨日の時点で上の方に結果的にはいられたので、やっぱりその位置から落ちたくないという欲深いところもちょっとはあったかなと思います」。前日絶好調だったショットも鳴りを潜め、パッティングもきわどい距離が入らない。そんな状態は、3日目の朝一に起こった事件でさらに加速してしまう。

予選ラウンドは突破したが、順位を大きく下げて迎えた3日目。池ポチャに4パットと、出だしでまさかのダブルパー「8」。気持ちを立て直すのも困難な状況に置かれた渋野は、その後も2つスコアを落とし、トータル11オーバー。最下位争いへと落ちてしまった。

「悔しいですね。めっちゃ悔しいです。う〜ん。もうちょっと何とかなったよなと思うんですけど。やっぱり、パッティングも全然だめでしたし。4パット…、最悪なことをしてしまったかなと思います。情けないです」とホールアウト後は声を絞り出した。

「別に天狗になっていた訳じゃないですけど、鼻をへし折られたというか。今までここに来るまでは飛距離が必要だとすごく思っていたんですけど、飛距離どうこうの問題じゃないなというか、本当に飛距離以外のことで何打も縮められると今回すごい実感した」

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