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後輩に続く“広島の星”となるか? 田辺ひかりが準地元メジャーで上位争いに名乗り

後輩に続く“広島の星”となるか? 田辺ひかりが準地元メジャーで上位争いに名乗り

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2020年9月11日 18時59分

ご当地プロ・田辺ひかり 地元の期待を背負って週末の戦いへ
ご当地プロ・田辺ひかり 地元の期待を背負って週末の戦いへ (撮影:鈴木祥)
<日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 2日目◇11日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇6640ヤード・パー72>

広島県福山市出身の田辺ひかりが、4バーディ・2ボギーの「70」をマークし、トータル5アンダーの7位タイで決勝ラウンドに進出した。準地元の勝手知ったるコースで、“自己ベスト更新”を目指す。

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13位タイからスタートした2日目は、初日に続いてボギーが先に来る展開(3番パー3)。しかし5番、6番でともに2mのチャンスを決め連続バーディを奪った。「キャディさんと『悩みながら打つことをやめよう』と決めてました。うまくリカバリーできましたね」。この割り切りが功を奏したのか、この日奪った4つのバーディはいずれも3m以内を決めたもの。ショットがしっかりとピンに絡んだ。

出身地に近く、自宅から車で40分ほど。「何回もラウンドしたことがある。今年だけでも10回は回っています」というコース。それだけに、JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部が日本女子プロの開催地に決まった時から、「どうしても出たい」と強く願っていた。プレーできる喜びを噛みしめるだけでなく、満足いくプレーも続けられている。帯同キャディも地元が同じで、このコースのことも熟知しているだけに信頼も厚い。

何度もラウンドを重ねるなかで、「一番気をつけないといけない」と田辺が話すのがティショット。「グリーンは段や傾斜もあるけど、セカンドショットを打つ場所がフェアウェイからなのとラフからなのではストレスが全く違います」。明日もティエリアで集中を研ぎ澄まし、しっかりとフェアウェイをとらえることが上位争いを続けるうえでの最低条件となる。

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