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雨の小樽は“2人きりの世界”に 笹生優花VS小祝さくら、し烈な優勝争いを振り返る

雨の小樽は“2人きりの世界”に 笹生優花VS小祝さくら、し烈な優勝争いを振り返る

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2020年8月30日 20時00分

難コンディションの小樽で激闘をくり広げた笹生優花(左)と小祝さくら
難コンディションの小樽で激闘をくり広げた笹生優花(左)と小祝さくら (撮影:村上航)
<ニトリレディス 最終日◇30日◇小樽カントリー倶楽部(北海道)◇6695ヤード・パー72>

肌を焦がすような日差しで、汗をかきながらのプレーとなった予選ラウンド2日間から一転、早朝から強い雨が降り、さらに気温16.7度と一気に冷え込んだ最終日の小樽カントリー倶楽部。ここで最終的に優勝した19歳の“スーパールーキー”と、22歳の“黄金世代”が激しい一騎打ちを繰り広げた。

強すぎる! 大型ルーキー・笹生優花のドライバースイング【連続写真】

コースコンディション不良により、当初の予定から3時間30分遅れのスタートがとなった最終ラウンドは、国内女子ツアーでは初となる『セカンドカット』が適用され、出場選手が62人から34人に急遽絞り込まれる異例の幕開けとなった。

そんななか最終組でコースに出たのは、トータル12アンダーのトップ・笹生優花と、それを1打差で追う地元出身のホステスプロ・小祝さくら。さらに4打差のアマチュア高校生・六車日那乃(むぐるま・ひなの)という平均年齢19.6歳の若い3人だった。

だが2番パー4で六車、さらにこちらも4打差から初優勝を目指した1組前の吉本ひかるが、池ポチャからともにトリプルボギー。ここから優勝争いは笹生、小祝の2人の争いになった。この2番では笹生も、セカンドショットを池に落としダブルボギー。ここでトータル10アンダーに落とすと、きっちりパーを奪った小祝が、ここで逆に1打差をつけて単独トップに立った。

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