技術面以外でも、準備を進めた。「風が吹くので低い球を打てるように」と、開幕から2試合とも入れていた7番ウッドを抜き、今大会は4番ユーティリティをバッグに入れる。また今大会では普段、申ジエ(韓国)の専属キャディを務める齋藤優希氏とタッグを組んだ。「練習ラウンド中はコースマネジメントについて学ぶことができました。申ジエさんのプレーが好きなので、勉強になります」と、心強い味方も得た。
ツアー屈指の高速グリーンに対して、昨年は「なかなかタッチを合わせることができなかった」と満足いく結果を残せなかった。そこには今年も警戒しつつも、ショットに関しては、しっかりと調整できた。軽井沢の最終日に出たブレも「原因は分かっていたので、(修正を)実行に移すだけでした。練習ラウンドでよくなってきました」と、自信を持って初日を迎えられる。