畑岡、吉本、松原との“黄金世代”対決に競り勝ち、日本女子アマ制覇【写真】
飛距離を重視して『TOUR B JGR』を使うブリヂストン契約選手がいる中で、高橋は『TOUR B XD-3』を使う。ブリヂストンのツアーレップを務める阿部貴史氏は、「ドライバーは高橋プロなりの弾道の高さにこだわりを持っています。高弾道のモデルは望みません。自分の気に入ったボールの高さに収まるものを選ぶ傾向があります。JGRだと高橋プロが思っているよりほんの少し高さが出てしまうようです。それでXD-3を使っています」と教えてくれた。
ヘッドの大きさやフェースの向き、ボールのつかまりにこだわるプロは多いが、高橋の場合は弾道の高さまで気にしている。さらに阿部氏は「ドライバーのバランスはD1にこだわっています。アマチュア時代からずっとそうしてきているからでしょう」と話す。
■ウェッジは納得するまで、とことん調整を繰り返す
アイアンは特にこだわりはないというが、ウェッジにはかなりこだわっている。「アイアンは調整したものを渡すと、比較的すんなりと替えることが多いのですが、ウェッジは違います。前回と同じように作っても、重さなど気にところがあると、高橋プロが納得してもらうまで、調整を繰り返します。結果的に前と違う設定になることもある。感覚をすごく大事にしているのだと思います」(阿部氏)。