18年の「TOTOジャパンクラシック」を含めれば、畑岡は日本国内で通算6勝。16、17年に日本女子オープンを連覇するなど、6勝のうち4勝が公式戦だ。
畑岡と並んで公式戦4勝を挙げているのは申ジエ(韓国)とテレサ・ルー(台湾)。ジエは18年に公式戦3勝を挙げ、日本女子オープンのタイトル獲得で生涯グランドスラム達成も達成する。テレサはサロンパスカップ優勝で同じく生涯グランドスラムを果たすが、果たして?
公式戦2勝には、昨年賞金女王の鈴木愛(日本女子プロ選手権で2勝)、宮里美香や大山志保が並ぶ。加えて、通算勝利数20勝超えの韓国勢3人、アン・ソンジュ、李知姫、イ・ボミも2勝で並ぶ。
そして意外なことに、上田桃子は公式戦未勝利。初の日本タイトル獲得に期待は高まる。ちなみに不動裕理は5勝。ツアー通算25勝の全美貞は、公式戦昇格前のサロンパスカップで優勝こそあるものの、公式戦は1勝止まりとなっている。
■19年試合数&ラウンド数
2019年は全39試合。出場資格が限られる公式戦や米国女子ツアーの「TOTOジャパンクラシック」なども含まれるため、誰もが全試合に出場できるわけではない。また、3月上旬から11月末まで休みなく出続けるということになるが、昨年はなんと3人が皆勤賞だった。