藤田光里流“130%素振り”で下半身を使って飛距離アップ!【連続写真】
「上半身だけで振っても速く振れないので、下半身を上手く使うことが大事です」。手打ちではスピードは出ない。それは分かっているのだが、ボールを前にすると、どうしても手先で当てにいってしまうもの。すると藤田は“素振り”を提案してくれた。
「私が練習に取り入れているのは、重いバットとか、やわらかいシャフトのクラブでの素振りですが、実際は持っていない人が多いので、ボールがあるつもりでドライバーのマン振りをするのがいいと思います」
そう言うと藤田は、ドライバーで、ビュン!ビュン!と大きな音をさせて素振りをして見せてくれた。
「本番で打つときよりも速く振るのがポイントです。素振りで100%の速さで振っても、本番では70、80%でしか振れません。だから素振りの時に130%の速さで振れば、本番では100%で振れると思います。出したことがないようなスピードでマン振りすることによって、下半身の使い方が分かってきて、ボールを打つときにもヘッドスピードが上がります」
