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女王4度のショットメーカー アン・ソンジュは契約フリーじゃなくて大丈夫?【2020年女子ツアー気になるギア】

女王4度のショットメーカー アン・ソンジュは契約フリーじゃなくて大丈夫?【2020年女子ツアー気になるギア】

配信日時:2020年3月24日 17時41分

筒の見立ては「キャロウェイのボールはいいと思います」
筒の見立ては「キャロウェイのボールはいいと思います」
開幕の見通しがなかなか立たない国内女子ツアー。まさに“女子プロ”ロスが続く状況だが、逆にいえば今こそ開幕前に矢継ぎ早になだれ込んだギア情報を整理して、今季のツアーを楽しむ要素を増やすとき! ということで、気になるギア情報や今年の動向をプロコーチ&クラブフィッターの筒康博氏に予想してもらった。

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今回は、このオフでクラブ契約の目玉となったアン・ソンジュ(韓国)とキャロウェイの相性について。過去4度賞金女王に輝いたソンジュだが、直近の18年時は契約フリーで戴冠。その際、「自分にとって色々なクラブを使うことはとても楽しみでした。契約をフリーにしたことでモチベーションがアップしたことや切り替えができるようになったことも大きいです」と一番の理由に挙げていた。その契約フリーをやめて、一社のクラブに絞ったことは筒の目にはどう映るのだろうか。特に契約フリー時に使っていたアイアンとボールは気に入っていたようだったが…。

――

契約フリーだったアン選手がキャロウェイと契約になったことは、驚きと同時に納得できました。先日たまたま、キャロウェイゴルフの本社に行って、セールス・ストラテジー・オフィサーである倉島隆夫(くらしま・たかお)さんにインタビューする機会があったのですが、キャロウェイゴルフには創業者であるイリー・キャロウェイ氏の哲学である「DSPD(Demonstrably Superior & Pleasingly Different。訳:明らかに優れていて、その違いを楽しむことができる)」を今も受け継いでものつくりを行っているそうです。

今季発表された『MAVRIK』シリーズに様々なモデルが存在しているのは、その哲学のもと個々のゴルファーの多様性に合ったモデルを提案するためのラインナップということです。色々なモデルを組み合わせたいアン選手のクラブ選びに充分応えられる充実のラインナップがキャロウェイにあるので、アイアン選びに関しても飛び系からしっかり操作するモデルまで、調子やコースコンディションによってセッティングできると思います。そして、キャロウェイのツアーサポートはJLPGAツアーにおいても対応とスピードが非常にしっかりしているメーカーです。なので、アイアンに大きなこだわりを持つアン選手ですが、満足のいくものを手にできると思います。

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