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「3パットをなくしたい」 小祝さくらは2センチ幅の金属の板で“1メートルの真っすぐ”に強くなった

「3パットをなくしたい」 小祝さくらは2センチ幅の金属の板で“1メートルの真っすぐ”に強くなった

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2020年3月24日 12時00分

しかもよく見てみると、ボールのすぐ後ろにティが刺してあった。高さは1センチないくらい。「ヘッドをソールした状態のまま(地面スレスレで)打ってしまうと、フェースの上っ面に当たってしまいます。このティに当たらないように少し浮かせて打つことで、フェースの芯に当たって、コロがりが良くなるんです。音も違いますよ」

そういって小祝は2球の音の違いを披露してくれた。フェースの上っ面で打ったボールは鈍い音がするのに対し、芯で打ったボールは高くていい音がする。音の違いは一般ゴルファーでも分かるので、ぜひ体感してほしい。

小祝はバンカーで左肩が浮くクセを修正するために、あえて目玉からフワッと上げる練習をしたり、ヘッドの入り方をよくするためにライの悪いベアグラウンドから打ったりと、とにかくストイック。コーチの辻村氏も、教えた練習を地道にコツコツ続ける姿勢に目を細める。さらにトレーニングで体も大きくなり、シャフトのスペックはどんどん重く硬くなっている。今年はもっと満開の「さくら」が咲くかもしれない。

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