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LPGAファウンダー、ミッキー・ライトの死で思いをはせる歴史の大切さ【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】

LPGAファウンダー、ミッキー・ライトの死で思いをはせる歴史の大切さ【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】

配信日時:2020年2月18日 18時50分

樋口のプロフィールを見れば、入会は1967年で1期生となっている。その6年前の従業員大会はその”前身“と言う扱いになっている。このことについても諸説あったのだが、そんな話を知る人も少なくなった。

いずれにしても、現在、第一線で活躍している選手たちのどれほどが、自分たちのツアーの成り立ちについてわかっているだろうか。ルーキーセミナーなどで一通りのことは教わるかもしれないが、それだけでは大した印象は残らない。樋口のように実績を残していればともかく、そうでなければ自分たちの基礎を築き、試合のない時代に組織を支えた先輩たちは、遠い存在に過ぎない。それでは、感謝も経緯も芽生えないだろう。

昭和30年代に、女性がプロゴルファーになることがどれほど大変だったか。それからどんな経緯を経て、今日があるのか。その過程から学ぶべきものは、一選手にとっても、組織にとってもたくさんあるはずだ。

ベン・ホーガンに例えられるほどの美しいスイングで知られ、メジャー13勝を含む通算82勝を誇るライトの死。それを悼むとともに、歴史に目を向けることの大切さが、伝わるといいのだが。(文・小川淳子)

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