開幕前に分析!渋野日向子のドライバースイングを連続写真で
バウンスバックは、ガッツ対決。そう考えると渋野日向子さんの1位や、稲見萌寧さんの5位なんかは、すごく納得ができます。ではボギーの後でもバーディが獲れる人と、ボギーが続いてしまう人の違いは、どこにあるのか? 僕は一つの要因として、“怒り方”というものの違いがあると思います。
プロにとっての一打は何十万、何百万の違いが出てくるもの。それはプレッシャーにもつながるし、ボギーを叩いてうれしいなんて人は当然いません。その時に、“腹がたつ選手”なのか、それとも“頭にくる選手”なのかでその後の結果に違いが出てくると思う。
ゴルフはメンタル面が作用する場面は多々あります。危機的状況のなか頭に血がのぼってしまうと、冷静さを失い、真っ白になって、その後のプレーをうまくいかせるのは難しい。
一方同じ怒るでも、腹はたっても頭が冷静という状態なら、この怒りをパワーに変えることはできます。腹は立てても、頭には血がのぼらないように。もちろん、そもそものボギーの数も影響するランキングではありますが、怒りの持っていき方がうまい人たちが上位にいる、そういった印象ですね。
