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上田桃子は6打差圧勝に「みんなに感謝されていい(笑)」 火がついた名手の日本参戦発言と日本酒の暗示

上田桃子は6打差圧勝に「みんなに感謝されていい(笑)」 火がついた名手の日本参戦発言と日本酒の暗示

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年6月9日 17時01分

2014年に「エビアン選手権」を制した実力者を競り落とした攻撃的なゴルフの裏には、日本酒の暗示があった。昨日、トレーナーの伊藤久氏、弟の悌史郎(だいしろう)さんらと食事に出かけた際、二人は好きだという日本酒を飲み始めた。普段、試合中は飲まないという上田だが、せっかくなのでと名前が気に入った『ど根性』というお酒を一杯。そして次に二人が飲み始めた『屋守(おくのかみ)』の意味を感じて、もう一杯いただくことにした。

「喜怒哀楽をコントロールする、という意味が屋守のラベルに書いてあって、それを見たときに攻めていこうと。自分のスタイルは、自分のありのままをぶつけていくスタイル。明日はそれでいこうと思いました」。たまたま出会ったお酒の暗示が、勝利への道しるべとなった。

この勝利で賞金ランキングは2位に浮上。「アース・モンダミンカップ」終了時の賞金ランク5位までに付与される「全英AIGオープン」への切符に大きく前進した。「賞金女王はまだ気が早いですが(笑)、それよりも全英に行きたい。そのチャンスが近づいたと思います。今日はヒョージュと同組でしたし、こういう選手が世界にはたくさんいる。今日はそういった全英のリハーサルの意味合いにもなると思っていました」。

英国決戦の先に見据えるのは、母国で行われるスポーツの祭典だ。「東京オリンピックに出たいですね。先週(比嘉)真美子が向こうで良かったですし、強い選手は海外でポイントを稼いでくる。それもあって、全英だけでなく海外メジャーにいきたいですね」。比嘉以外にも畑岡奈紗、鈴木愛、勝みなみ…。ライバルは多い。世界に打って出なければ、権利はつかめない。

海外メジャーに出たいのは、もう一つ大きな理由がある。「上手い選手たちと戦う。それが私はゴルフをやる一番の醍醐味(だいごみ)です」。世界のトップランカーを退けた32歳は、充実感に満ちた表情でそう言った。(文・秋田義和)

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