と、所属契約がより気合をもたらしている様子だった。
なぜ、申ジエという超一流選手をサポートする一方で、賞金シードのない若手選手と契約するのか?その理由について、株式会社スリーボンドの宣伝企画部長の足立守氏に話を聞くと、
「当社はゴルフだけでなくモータースポーツもサポートしているのですが、昔から“若い人を応援しよう”という社風がありました。今年は、モータースポーツでも19歳の英国人ドライバーをチームに起用しました。社内では若い社員がどんどん活躍する環境があって、平均で入社3年目で新商品に携わっていたりするんです。だから契約というより、“縁の下で支える気持ち”で応援したいという想いが強いと思います」
という、同社の熱い思いが伝わってきた。
今、女子ツアーでは年々、若い選手への注目が高まっているが、そんな若い世代の活躍も、サポートする企業が“縁の下”で支えているからこそ。試合会場やテレビで活躍する若手選手を見たときは、その所属契約やスポンサーに注目してみると、意外な発見があるかもしれない。
