今季のツアー優勝者に“優勝に貢献した”ギア、“さらなる可能性を感じる”ギアを語ってもらう『私の推薦するギア』。今回は番外編として、成田美寿々にラウンド中いつも隣にあるキャディバッグへのこだわりを聞いた。

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ゴルファーにとって直接の武器となるクラブはもちろんだが、それを収める“鞘（さや）”とも言えるキャディバッグも同じようにこだわりが強いもの。クラブだけでなく、ボールやラウンド中に口にする飲み物や食べ物…、これを使い勝手よく一カ所にまとめることが、快適なラウンドにもつながってくる。

そして成田も、「（キャディバッグには）こだわっていますね」と自負する一人だ。ウェア提供をうける23区ゴルフ製のキャディバッグは、成田が求める機能が散りばめられた一品。一番の特徴を聞くと、使い勝手を追及するため、「小物入れは、プレー中でもすぐに開けられるようにマグネットにしてもらっています」という点を成田自身が口にした。

自らの意向をメーカーサイドに伝え、完成したら実際に確認。「毎回、色々とお願いしています。それで毎年文句を言わせてもらっています（笑）」。そうやって微調整を重ね、ラウンド中の“相棒”が作られていく。これで試合中のストレスを軽減し、プレーへの集中につなげている。さらに成田自身のイラストも入っているオリジナルバッグは、視覚的にも楽しいものとなっている。

「本当に自分に合うものと出会うため」という理由から、クラブ契約フリーを貫く成田。その言葉にあるように、ギアへのこだわりは女子ツアーでも屈指だ。それは、クラブを収めるバッグに対しても同じ。さらなる機能性を追求し、来季はどんな“注文”が出されるのだろうか…？