イベントの席上でも「東北でまた試合をやって欲しい。雪深い地域なので、ゴルフをプレーするのに決して適した場所ではないけれど、いつも大会にはたくさんのギャラリーがかけつけ、ゴルフ熱はすごく熱いです」と、愛する土地でのトーナメント開催をアピール。「私たちだけではなく、ゴルフファンのみなさんの声に、(協会、主催者などが)心を動かしてくれると思う」と、“大会復活”への後押しを、来場した多くの人々に呼びかけた。
だが少なくとも今は、東北での試合スケジュールが空白のまま2019年シーズンに臨まなくてはならない。「私が大会に参加できて、プロとしてやれているのは協会あってのこと。また大会主催者、テレビ局のみなさんのおかげでもあるので、受け入れてやっていくつもりです」と気丈に話し、前を向いて新たな年に向かっていく。
「自分には何ができるのか。それを見極めながら過ごしていくつもり」。一人ひとりの強い思いが、“雪解け”への大きな力になることを信じて、これからも誠心誠意クラブを振り続ける。