今季のツアー優勝者に“優勝に貢献した”ギア、“さらなる可能性を感じる”ギアを語ってもらう『私の推薦するギア』。今回は「大東建託・いい部屋ネットレディス」など今季3勝を挙げた黄アルムが、自身も愛用する3番ウッド『グローブライド オノフ フェアウェイアームズ クロ』を紹介。

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大東建託−で9年ぶりのツアー優勝を果たすと、その後も2勝を挙げる大活躍。11月の「伊藤園レディス」を制した後、「こんなにいい一年はなかった」と満面の笑みを浮かべる最高のシーズンが過ぎていった。そんなアルムのバッグには、2年間使い続ける、信頼の厚いスプーンが入っている。それが『グローブライド オノフ フェアウェイアームズ クロ』だ。

その口から出てくるのは「低い球出しが簡単で、キャリーも出るし、ランもいい。すごく気に入っています！」と絶賛の言葉ばかり。「（別のスプーンも）色々試したりはするんですけど、今の私にはこれが一番ですね」と言って、ニコニコとそのクラブを見つめる。

『クロ』と『アカ』がラインナップされる、グローブライドのスプーンだが、アルムはこれまで自分の状態に応じて、この2種類を使い分けてきた。「アカはすごく打ちやすくて、高い球が打てる。ショットに不安があった時は、打ちやすいアカを使っていました」。

しかし、イ・ボミ（韓国）らを指導するチェ・ボムスコーチに師事して、今のアルムは「自信を持ってショットが打てている」という状態。そうなると…「私はもともと球が高いタイプ。ショットが安定してくると、アカだと想定以上にボールが高く出てしまう。それで今はクロを使用しています」と、その特性の違いをフルに生かして、スコアメイクにつなげている。