大山志保がコブシを突き上げこの笑顔!何を叫んだ?【写真】
昨年9月に発症した頸椎椎間板ヘルニアのため、オフはリハビリに終始。当初は、3月の「PRGRレディス」での復帰を目指したものの間に合わず、戦線に戻ったのは、まだ痛みが残る5月の「ほけんの窓口レディース」だった。そして、そこから1カ月後のヨネックスレディスで復活優勝。多くのファンを驚かせた。
そんな大山がピックアップした “今年の一打”は、優勝したヨネックスレディス最終日の1番パー5にあった。ここで放った5mの下りのバーディパットが脳裏に焼き付いている。
「同組の石川(明日香)さんが、先に私よりも長いバーディパットを決めて、その次の木村(彩子)さんもロングパットを入れた。その次が私だったので、『朝一からここまで気合を入れないといけないのか』と思いました。気持ちで入れて、“よっしゃー”という感じでした。ストロークももちろん良かったけど、それ以上に気合でねじ込んだという感じでした」
これを決めてガッツポーズ。「“これで勝てるな”と意識したのがそのパットでした。集中力を高めて打ったパットが入ったので“これでいける”と」。思わず握り締めた右こぶしには、そんな思いが込められていた。