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パット女王を抑えて1Rあたりの平均パット数1位 プロ初Vで大きく飛躍の勝みなみ【2018年記録&スタッツ振り返り】

パット女王を抑えて1Rあたりの平均パット数1位 プロ初Vで大きく飛躍の勝みなみ【2018年記録&スタッツ振り返り】

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2018年12月15日 07時54分

ルーキー・勝みなみがグリーン上でも存在感を放った
ルーキー・勝みなみがグリーン上でも存在感を放った (撮影:鈴木祥)
今年も様々なことが起こった国内女子ツアー。2018年シーズンを記録とスタッツを見ながら振り返っていきたい。【平均パット数(1ラウンドあたり)編】

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国内女子ツアーのパット女王といえば鈴木愛。ただしこれはパーオンホールでの数字で、言い換えれば、いかにバーディパットを多く決めているかどうか。当然ながら鈴木は平均バーディ数も1位だ。

これが1ラウンドあたりの平均パット数になると2位。これはバーディパットに加え、いわゆる寄せワンも含めた、全体のパット数となる。リカバリー率でも2位に入る鈴木が圧倒的にこちらも有利と見られたが、その鈴木を上回ったのが勝みなみだ。

勝の持ち味は強気なパットで、これは鈴木にも通じる部分がある。パーオンホールでの平均パット数でも鈴木に次いで2位。パット部門トップ2を2人で分け合った。ちなみに、パーより悪いスコアで終えたホールの直後に、パーより良いスコアを獲得する割合を示すバウンスバック率でも鈴木が1位で勝が2位。プレースタイルも似ている部分があるといえる。

15歳でプロツアー優勝を果たし、昨年のプロテストに合格。今季は序盤からトップ10入りを決めるなど活躍を見せたが、シーズン中盤から終盤は不振に陥った。それでも「大王製紙エリエールレディスオープン」でプロ初優勝。強気の攻めで来季も活躍を見せそうだ。

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