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開幕戦勝利を大きく手繰り寄せた一打も… 口から出る“悔い”の言葉【最終戦出場者が選ぶ“今年の一打”】

開幕戦勝利を大きく手繰り寄せた一打も… 口から出る“悔い”の言葉【最終戦出場者が選ぶ“今年の一打”】

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2018年12月5日 11時59分

イ・ミニョンの今年の一打は開幕戦Vにつなげたこのショット
イ・ミニョンの今年の一打は開幕戦Vにつなげたこのショット (撮影:米山聡明)
最終戦の「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を終え、幕を閉じた今季の国内女子ツアー。今シーズン優勝者、賞金ランク25位以上など精鋭のみが集まった大会の出場権を獲得した選手らに“今シーズン一番印象に残っている一打”を挙げてもらった。今回は、開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」を制したイ・ミニョン(韓国)。

2人は大の仲良し 8頭身美女との2ショット【写真】

ユン・チェヨン(韓国)らとの優勝争いを制し、開幕戦でツアー3勝目を挙げたミニョン。強く印象に残ったショットもこの大会で生まれた。それが「優勝争いがすごく楽になった」と話した、最終日最終ホール(パー5)のセカンドショットだ。

2日目を終え首位と3打差の5位タイにつけていたミニョン。スタートの1番でバーディを奪うと、その後もノーボギーラウンドを続けた。17番を終えトータル10アンダー。チェヨンとの差はわずかに「1」と僅差だった。18番はティショットをエッジまで220ヤードの位置に置くと、3番ウッドを手にしての2オン狙い。「うまくいくかどうか分からないけど、しっかりと打って乗せることだけを考えた」と放ったショットは思惑通りグリーンへ到達。確実に2パットで沈め競り勝った。

幸先のよい優勝…となりそうだったが、結局今季はこの1勝止まり。「勝利に導くショットではあったけれど、その後が…。開幕戦で勝ったことで、少し安心してしまったのかもしれませんね」と気の緩みが出たことを反省した。

さらに「大王製紙エリエールレディス」は腰痛を理由に棄権。その影響で“1番乗り”で出場権を手にした最終戦も欠場を余儀なくされた。決して満足なシーズンとはいかなかったようだ。

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